お菓子箱。

徒然なるままに好きな歌詞を書いて行きます。

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頭がおかしい
作詞/作曲:涼平


母より託された手記と楽譜より

今まで、深く、いびつな帽子を被っていたのは、自分の頭の形のせいです。

-この曲が「頭がおかしい」と題される所似です。-

右前頭部にトナカイの角のような形の突起(体積にして15立方センチメートルほど)が生まれ付いてあるのです。
部屋に籠ってテレビをたくさん見るのも良いのですが、年頃になった自分は生意気にも好意をもつ男性が出来ました。
その男性は…(ここより字が掠れて解読が出来ない、頭についての記述に関しては、精細な図が注釈として加えられているが、この楽曲には必要ないものとみなして割愛する。)

-以下、この楽曲に詩をつける。託された手記はもともと「頭がおかしい」という楽曲の歌詞として意図されたものと私は考えている。実際の手記にはメロディラインにあわせたかのようなブレス記号がところどころに書き込まれていたため。-

短く刈った髪で、私の頭が膨張を始めたのは、13歳春のこと。

密集した絶望と宿命のサイレンが母の手記から読み取れます。
直後、家まで本当にサイレンがせまるとは。
どろどろした、うずまきが自己免疫疾患のアポトーシス、プログラムされた死へと向かうのです。

私は連れて行かれながら、すべての符合を得て、自分の運命を思ったよりもすんなりと受け入れることが出来ました。

今、気づいてください。あたしのこと。何も言わずに、抱いてくれたよね。

今、気づいた、この人たちは消毒液のにおいがする。
絶対、もう逢えない、あなたと。

あたしは、三日後、存在がなくなる。
いびつを愛したあなたもまもなく連れてかれるのでしょう。
証拠隠滅のために。
ごめんなさい。(命に関わるときのこの言葉は、恋愛のそれよりも純粋で甘美な自己陶酔の響きをもつのかもしれない。)
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キスミイスノウ
作詞/作曲:涼平


夏、君が僕の頬を伝うのは何故?
夜、君の答えをそっと待つの。

熱を帯びるスピードが速くなっていくのは、突然の言葉により冷却が行われたせいで。
まるで、手弱女、うつつ、かるた、取る。(真夏は寝苦しい。とモーベリア)

どうかこの時間が失われますように、余りの出来事、もはや、改竄(かいざん)のすべもない。

動かないのは、君。闇は体内時計を狂わす青。そう、色深度をじっと二人で見つめる。

このまま、嗜好の森の中で、待ち続ける僕は。
浅はかな、思いを暑さににじませ、雪は自然と口づけを。

愛おしい、違う、そんな言葉だけじゃあらわせない。

いまさら、気づいた、片目をつぶる(壁のリフレクション)仕草が君の限界を何度も見せていた。
僕たちは、夜の木々、どこへ別れて行くのだろう。

外せない、箍(たが)を見つめつつ、夢で待ち続ける僕は。
大声を上げて君を、上げて君を呼ぶけど、雪は別れの口づけを。

愛おしい、狂う、それだけで君を見続け、いや違う、僕はまた逢いたい、その言葉を伝えたくて。
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